草加市

草加/Gakkenが図書3500冊を寄贈

 草加市が掲げている、子どもを中心に据えるまちづくり「こどもまんなか そうか」の趣旨に賛同した学研ホールディングス傘下のグループ会社「Gakken」(五郎丸徹社長、東京・品川区)が同市に図書約3500冊を寄贈し、12日、市役所で寄贈式が行われた。

山川市長に目録を手渡すGakkenの五郎丸社長(右)


 Gakkenからは五郎丸社長ら6人が来庁。山川百合子市長に目録を手渡し、「本が届かない子どもたちに届けたいという市の要望に応じた。子どもたちの学びの機会の一助になれば」と強調した。さらに、「本当は本屋で購入してもらうことが一番だが、電子ライブラリーに採用していただけるとありがたい」と述べた。

 山川市長は「子どもたちに学習の機会を作るのは行政の重要な役割。読書を通じて語彙力が高まり、人の話に耳を傾け、人の気持ちを理解することにつながる」と寄贈に感謝した。

最後にみんなで記念撮影


 寄贈された本は幼児用図書から一般図書まで幅広く、子どもたちに人気のシリーズも含まれている。寄贈図書は市内5か所の児童館や39の児童クラブのほか、子育て支援センターに置かれる。