アルファーズ 喜多川、星川選手 越谷で福田市長らと
7月は「社会を明るくする運動・青少年非行化防止」の強調月間。越谷地区保護司会(川島衛会長)と同地区更生保護女性会(染谷登士子会長)は初日の1日、越谷地区計8駅で啓発活動を行った。東武スカイツリーライン「新越谷」駅、JR武蔵野線「南越谷」駅の連絡通路では、越谷市の福田晃市長、越谷警察署の平澤昭彦署長らに、プロバスケットボールBリーグ「越谷アルファーズ」の喜多川修平、星川堅信の両選手が加わり、通行人にリーフレットなどの啓発品を手渡して非行防止などを訴えた。
活動は午後5時、学生やその親世代の帰宅時間に合わせて行なわれた。アルファーズの選手たちは、チームから事前にお知らせメールを受け取ったアルファメイト(アルファーズのファン)が駆けつけたこともあって大人気。子ども連れの40代の主婦は、啓発品だけでなく握手や記念撮影もしてもらって大喜びで、「選手を通して運動を知った」と話していた。
人だかりを見て立ち寄った高校生の佐藤吉典さん(17)、加藤太一さん(17)、岡慶太郎さん(17)の3人は、「著名人が運動をすると話を聞く人が多いので、社会のためになる」と話していた。
喜多川選手は「もらっていただくコツをつかみました」、星川選手は「ファンがチームではない活動なのに足を運んでくれてありがたい」と話していた。この運動は法務省が主唱し、国民が犯罪や非行に走った人たちの更生に理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築くため、全国で展開している。主催団体は27日にも啓発品配布を予定している。