草加署員ら 盗難防止を呼びかけ
草加警察署は9日、草加市高砂の草加マルイ前で、「自転車盗難被害防止キャンペーン」を行い、施錠の徹底を呼びかけた。
同署や市の職員、地域防犯推進員、菓子の製造販売などを行う「ひよ子」(石坂淳子社長、本社・福岡市)の職員ら約30人が参加。草加マルイの買い物客や店舗付近を通る自転車の利用者に啓発品を手渡しながら、「二重ロックで盗難対策」「短時間の駐輪や自宅でもチェーンなどでロックして」と呼びかけた。
啓発品のチラシには、自転車盗難被害防止のほか、ヘルメット着用を促すもの、夏休みを前に闇バイト防止や万引きなどの非行防止を訴えるものも同封されていた。
同署管内での自転車盗難件数は4月末日現在で254件。昨年に比べ184件減少しているものの、県内の順位ではワースト3、4位で予断を許さない状況。「鍵をかけること」が英語で「ロック」であることから、6月9日に実施した。
同署職員は「自転車の盗難や交通被害、非行防止など、町ぐるみで事件や事故が一つでも少なくなるように取り組んでいく」と話していた。