三郷市

三郷/公園などの蛇口を点検 水道週間で

安全でおいしい水を 安心して使って

三郷市は4日、水道週間(1~7日)に合わせて「第13回公園のじゃぐち点検プロジェクト」を実施し、市内の公園などにある80か所の蛇口やトイレなどを点検した。

点検中の公園で園児らに水の良さを確認してもらう濱島理事長(写真右)ら

 同市中央の「中央五丁目幸房西緑地」の蛇口を点検した市指定管工事業協同組合の濱島義彦理事長は、「公園で遊び、喉が乾いたら水を飲み、遊び終わったら手が洗える。そうした当たり前のことが安心して出来るようにする」と強調した。水飲み場だけではなく、トイレや排水溝に至るまで水回りを点検し、市に報告するという。「最近はいたずらも減少してきた。小さな子どもも利用する公共の蛇口を大切に扱っていただきたい」と話していた。

 点検時には、同地区内にある「しおどめ保育園 三郷中央」の園児ら約20人も公園に集まっており、水に触れては「気持ちいい」「冷たい」などと声を上げて喜んでいた。

 点検作業開始に先立ち、同市茂田井の三郷市北部浄水場で出陣式が行われ、市職員や同組合のメンバーら約80人が参加した。木津雅晟市長は「たいせつに みずはみんなの たからもの」という今年のスローガンを改めて伝えるとともに、能登半島地震に触れて「突発的な災害には皆さまの協力が必要。耐震化などを続けているが、市民が安心・安全に水を使えるようご協力をお願いしたい」と訴えていた。