春日部消防署(市川和幸署長)は5月31日、春日部市南4丁目の共同住宅で起きた火災で初期消火に貢献した市民3人に感謝状を贈呈した。
感謝状を贈られたのは関根浩一さん、奈美さん夫妻と子どもの嶺さん。
浩一さんは4月17日夜、自宅の外から焦げ臭いにおいがしたため様子を確認したところ、隣の共同住宅の1階玄関付近から火と煙が出ているのを発見。家族に伝えるとともに110番通報し、嶺さんとともに自宅の水道ホースで初期消火を行った。奈美さんは近隣住民に火事だと声がけをし、アパートに設置されていた消火器を使い初期消火した。
火災は廊下に置かれた物品と壁面が焼損したが、初期消火が功を奏して他の建物への延焼はなかった。
贈呈式には関根さん夫妻が出席。市川署長から感謝状を手渡された。
春日部/初期消火に貢献、市民3人に感謝状 春日部消防署