三郷市の早稲田公園で4月27日、「春の花いっぱい運動」が開催され、大勢の来場者でにぎわった。
開会式では木津雅晟市長が「緑は安らぎを与えてくれる貴重な財産。多くの緑と触れ合い、家庭を色鮮やかな草花や木で彩ってもらいたい」とあいさつ。共催する三郷ロータリークラブの宮田真人会長は、「三郷市を緑あふれるまちにしたいので、ご協力を」と呼びかけた。
ペチュニアやベゴニア、マリーゴールドなどの花から1点、リンゴやブルーベリー、市の花サツキなどの苗木やアジサイ、ガーベラ、ダリアなどの鉢植えから1点の計2点が無料で配布された。参加者たちは用意された2000点の草花や苗木に目移りしながら、好みのものを見つけて袋に入れ、うれしそうに持ち帰った。また、緑の募金の協力者に対する花の種プレゼントや、メッセージプレート付き記念植樹の受け付けなども行われた。
このイベントは同市と三郷ロータリークラブとの共催で1991年から開催され、今回で32回目。4月15日から5月14日までの「みどりの月間」にちなんだ春の恒例行事となっている。
この日は朝方、小雨がぱらついていたが、次第に天候が回復。大勢の来場者が開催前から長蛇の列を作っていた。