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八潮/バイク自慢 八潮に集結

能登を応援 フリマの利益を寄付

 能登半島地震の被災地支援にと、八潮市大瀬のライダーズcafe「はらっぱ」が主催する「第一回カブミーティング春 ハラミ(ハッピー・ラッピー・カブ・ミーティング)」が7日、同市の中川やしおフラワーパークに隣接する「水辺の楽校」で開かれ、大勢の来場者でにぎわった。

自慢のバイクを披露するミーティング参加者ら

 同店のオーナー、野澤高明さん(58)が、「バイクに乗った頃から能登半島にはよく遊びに行っていたので、その恩返しに」とSNSや口コミで呼びかけた。スクーターなども含む125㏄以下のバイクを参加者が思い思いに並べ、みんなでおしゃべりをしたり、自分のバイクを披露したりして楽しんだ。フリーマーケットも開き、利益分を被災地に寄付することにした。

 東京から一番近いバイクイベントということもあり、この日は東京、茨城、千葉、横浜など関東近郊のほか、山梨、静岡、岡山など全国からライダーたちが集まった。
 また、バイク用品や企業、雑誌社などのほか、揚げたこやき、フライドポテトなどのグルメが出店。どら焼きやわらび餅などのキッチンカー、お笑い芸人などによるステージもあった。

 会場では、能登半島地震の被災地の復興を応援するため、特別ステッカーを1枚500円で販売。フリマやステッカーなどの売り上げから20万3592円が石川県東京事務所(東京都中央区)を通じ、被災地に寄付された。
 主催した野澤さんは「思った以上の人に参加してもらえた。微力ながら復興支援への力になればありがたい」とし、「春の交通安全週間に能登半島支援で開催したので、9月の交通安全週間には台湾地震の復興支援も行う予定」と話している。