この春、小学校に入学した新1年生の交通安全を願う「黄色いワッペン(交通安全ワッペン)」の寄贈式が3月27日、草加市役所で行われた。
寄贈式には、市内21校の新1年生を代表して、同市立川柳小学校に入学する児童6人が参加した。贈呈者を代表し、「損害保険ジャパン」の尾藤誠越谷支社長が、「黄色いワッペンは新入生の交通安全を願ったもの。交通ルールを守り、交通事故に遭わないよう、元気に登下校してください」とあいさつ。山川百合子市長や贈呈4社の代表者らが新1年生の左肩にワッペンを取り付けた。渡邊陽斗君(6)は「学校に行くのが楽しみ。勉強を頑張ってテストで100点を取りたい」と張り切っていた。
山川市長は「今後も草加の子どもたちが安全・安心に過ごせるよう変わらぬご支援をお願いします」と謝辞を述べた。
このワッペンは、「みずほ銀行草加支店」「損害保険ジャパン埼玉中央支店」「明治安田生命保険相互会社埼玉東支社」「第一生命保険埼玉東部支社」の4社によって、21校計1746人の新1年生に贈られた。1965年に開始され、今年で60年目。今回の寄贈分を含め、これまでに14万6513人分のワッペンが寄贈されている。