一般社団法人越谷市観光協会(江原武男代表理事)は31日まで、越谷駅東口高架下の観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」で「東北フェア2024」を開催している。東日本大震災の被災地を応援しようと企画され、今回で5回目。毎年、多くの買い物客でにぎわっている。
参加するのは岩手県大船渡市、宮城県東松島市、福島県二本松市の3市。いずれも大震災の後、越谷市から職員を派遣するなど支援してきた、越谷とゆかりのある自治体だ。
蔵屋敷で通年で取り扱っている商品13品目に加え、同フェアの期間限定で37品目、計50品目を販売する。
取り扱う商品は、大船渡市から林檎ブラン、柿ブラン(以上、初出品)、カットわかめなど。東松島市からブルーインパルスグミ(初出品)、笹ささかまのり天串、おのくんなど。二本松市から福島白桃キャラメルポップコーン、桃の恵み、ざくざく風カレーなど。
東松島市の仮設住宅で生まれたソックス人形「おのくん」と専用の帽子のセット(3000円)を購入すると、売り上げの一部が能登半島地震の被災地に寄付される。東日本大震災の復興のシンボル「おのくん」が能登半島の復興を応援する取り組みとなっている。
営業時間は午前10時~午後7時。
<問い合わせ>越谷市観光協会☎︎971・9002(水曜休館)。