2月4日(日)の午後、吉川市吉川1丁目の住宅街で、小さな「歌声ひろば&ちょろっとライブ」が開催されました。能登半島地震の被災者に対する支援の輪を広げようという試みです。
ボーカリストの吉岡ヨシミさんは自宅のピアノ教室を活用し、改装したスペースで地域の人々と交流する「スタジオ月の蛙(かえる)」の活動を始めていました。そんな時に今回の地震が起きたのです。支援に駆けつけることもままならない中、地域の人々と手を取り合って、小さくても支援の輪ができないかと今回の歌声ひろば&ライブを計画したそうです。宣伝もできず、1回目はどうなることかと心配していたとのこと。しかし、当日は参加していただいた4人で身近な童謡唱歌など思いつくままに歌い、また、この地域の出来事などを話し合いながら、2時間余り過ごしました。
吉岡さんは「このスタジオを開放して地域の方々の交流の場となり、支援も広がれば」と話していました。(戸)
吉川/ライブで地域と輪 能登へエールを