越谷市の市民グループ「ア・ス・ヴェルデ友の会」(中島昌喜代表)は2月19日、昨年11月に開催した「リユースマーケット」で集まった寄付金6万5100円を、同市内で活動している子ども食堂「越ヶ谷こどもかふぇ食堂ぽらむの家」(青山亨美代表)に寄付した。
同会は「捨てるを見直して、地球に優しく」をテーマに、毎年2回、市民から不用になった衣類、おもちゃ、絵本、日用品などを回収し、リユースマーケットを開いている。1点につき100円以上の寄付をすると持ち帰ることができ、集まった寄付金は子ども食堂などに寄贈している。
「ぽらむの家」は8年間にわたり、毎週月曜、弁当を作って子ども100円、大人300円で提供しているほか、水曜日にも子どもの居場所として開放している。
贈呈式で青山代表は「支援を必要としている子どもや家族が多い。運営していくのは大変なので、ご寄付を大切に使わせていただく」と謝意を伝えた。これに対し中島代表は、「社会全体で子ども一人一人を支え、健やかに育てることが一番大事。引き続きお手伝いしたい」と述べ、5月の次回リユースマーケットでは活動に必要な物品などを提供したいと伝えた。
越谷/リユース寄付金、子ども食堂へ