越谷市

越谷/スマホで「簡単」確定申告

2選手が体験 越谷アルファーズ

スマホ申告をする菊地選手
スマホ申告をする菊地選手

 プロバスケットボールBリーグ「越谷アルファーズ」の菊地祥平選手とアイザック・バッツ選手が2月19日、越谷市のイオンレイクタウンkaze1階「光の広場」でスマホ申告体験を行い、「スマホを利用した確定申告書の作成・提出」をPRした。越谷税務署管内納税協力団体協議会(鈴木茂光会長)と越谷税務署(小林彰署長)が共催した。
 「(パリオリンピックに日本男子、女子ともに出場が決まり)バスケ人気が高まっている。地元のチームでもあり、選手は背が高くて目立つので、確定申告をアピールしてもらった」と、同税務署の福永茂樹総務課長はアルファーズ選手起用の理由を話した。
 この日は、同税務署が菊地、バッツ両選手に「スマホ申告広報大使」の委嘱状を交付。その後、菊地選手はモニターを使って来場者に見えるようにスマホで確定申告した。
 スマホ申告は、確定申告会場に出向くことなく、自宅からスマホやパソコンを使って「e-Tax」で確定申告ができる。画面の案内に従って「確定申告書等の作成」に進み、提出方法の選択、収入・控除などの入力、申告内容の確認・送信、データの保存を行えば終了だ。
 菊地選手は「スマホ一つで数分でできるのは魅力的。ぜひ皆さんもやってみてください」とアピールしていた。
 祖母の角谷一江さん(82)、娘の陽花ちゃん(5)と来場した小島沙耶さん(32)は、「選手がカッコ良かった。申告するようになったらスマホでやる」と話していた。アルファーズファンの神田久美子さん(51)と池上貴子さん(51)は「スマホは簡単そうでいい。ぜひやります」。井上隆さん(51)は「10年後にはスマホ以外にも何か申告方法ができているかも。便利な方をやります」と話していた。