越谷市

草加/「つなぐば」で節分の餅つき

シェアアトリエ

餅つきをする子供たち
餅つきをする子供たち

 草加市八幡町のシェアアトリエ「つなぐば」(運営・つなぐば家守舎、小嶋直代表)で3日、恒例の「ふるまい餅&節分」が行われた。2018年のオープン以来5回目。「地域の皆さんに支えてもらいやっている」(小嶋代表)ことへの感謝として、毎年、無料で実施している。
 午前中の餅つきは70番までの整理券が早々になくなり、無病息災を願う小豆入りの「お事こと汁じる」も11時半には40食がすべてなくなった。初めて餅つきを体験した長谷川夕莉ちゃん(6)、愛莉ちゃん(4)、中夢朋寧ちゃん(6)は「楽しかった」「重かった」と興奮気味だった。
 出店した「醸し刻どき」の小鮒真梨子さん(54)はアレルギーの少ないササニシキで造った甘酒を提供。「NANA×IRO(ナナイロ)ベーグル」の北國良美さん(40)は100人ほどにベーグルを振る舞った。
 今回は出店料も無料にした代わりに、箱を置いて来場者から気持ちをいただく「投げ銭」を募った。集まった3万2703円は、小嶋代表の妻の出身地で、能登半島地震で被害を受けた新潟市に寄付する。