草加市

草加/大谷グラブに拍手と歓声

谷塚小で児童へお披露目

 米大リーグの大谷翔平選手から日本国内の全小学校に3個ずつ贈られているグラブが草加市立谷塚小学校(菅野光三校長)にも届き、1月19日、児童たちへのお披露目会が行われた。

 昼休みに体育館に集まった児童の前で菅野校長が段ボールを開けてグラブを見せると、大きな拍手や歓声が一斉に湧き起こった。その後、児童の代表として6年生の清水凪君(13)、斉藤悠雅君(12)、鍛代将悟君(同)、関千君(同)の4人がグラブをはめてキャッチボールを行った。

 地元の少年野球チーム「翼少年野球」でも投手を務める斉藤君は「大谷選手は打者も投手も完璧にこなす憧れの選手。グラブをはめてキャッチボールを行ったが、まだ実感が湧かない」と、目を輝かせながら話していた。
 菅野校長は「大谷選手の野球にかける思いに触れてほしい」と述べ、「グラブは今後も先生方に確認すれば、児童が自由に扱えるようにする」と伝えた。

 グラブは右投げ用の大小各一つ、左投げ用一つの計三つがセットになっている。今月12日に草加市教育委員会に小学校21校分が到着。同市教委で検品後、各校に配布された。