昨年10月頃に猛暑日が続いたり急に寒くなったりで、秋を通り越して冬になったと勘違いしてしまうような異常気象で、生活にも戸惑ってしまうことが度々でした。
地球温暖化と異常気象の置き土産なのでしょうか。11月に入ってから、カラー(オランダカイウ属)の葉が色鮮やかに元気よく育ち始めたのです。
12月に入ると元気に育った葉の間から白いつぼみが顔を出し始め、クリスマス前に純白の花が見事に開花しました。すぐ後ろにあるぼたんの花芽も少し赤みを増して育ち始めています。
植物は地球温暖化の変化を異常ととらえるのではなく、季節の変わり目と取り違えて芽を出したり花を咲かせたりしてしまうのでしょうか。
昨年の異常気象による野菜の生育不良で白菜やネギなどが高騰し、台所に大きな影響を受けたことを思うと、今年は温暖化の影響もなく、異常気象に見舞われることのない穏やかな一年となることを願うばかりです。 (戸)
吉川/季節外れに咲く見事な純白の花