松伏町

松伏/食料配布 子育て世帯支え

年内最後の食糧支援をするメンバー
年内最後の食糧支援をするメンバー

 松伏町で年内最後の子育て応援「フードパントリーまつぶし」が12月23日、同町のふれあいセンターかがやきで行われた。同フードパントリー(里見純庸代表)のメンバーとボランティアスタッフ約30人が、食料支援を必要とする子育て世帯76世帯136人に、米、餅、食用油、インスタントラーメン、菓子などを配布した。
 フードパントリーまつぶしは、松伏ロータリークラブ、NPO法人親子サポートぽっぽ、日本赤十字社の地域赤十字奉仕団の有志らによって構成。町内郵便局に設置されたフードポストに持ち寄られたものや、JAさいかつや町内外の企業・団体から提供された食料品を4月、7月、10月、12月の年4回、無料で配布している。対象は、同町社会福祉協議会に事前に申し込みをした、主にひとり親世帯の食料調達に困っている人。
 今回の食料配布には、先日同町で開催された「松伏シクロクロス」で優勝した織田聖選手の呼びかけで提供された食料品も含まれている。「1人でも多くの子どもたちが笑顔でいてくれたらうれしい」と同パントリーの里見代表は話していた。