越谷市袋山の袋山第六自治会(中島慎一会長)が3日、袋山連合自治会館で「特殊詐欺撲滅決起大会」を開き、特殊詐欺にだまされないよう呼びかけた。
大会には越谷署の赤星誠署長や同市の藤城浩幸くらし安心課長ら関係者が出席。特殊詐欺の増加を受けて、「地域コミュニティーの力で被害に遭わないよう高齢者を守るとともに、『だまされませんべい』を食べて、自治会員から被害者を出さないようにする」との大会宣言を読み上げた。
同市では、今年1月から9月末までの特殊詐欺の被害件数が75 件、被害金額が約2億2000 万円と、いずれも前年同時期より24 件、約1億3000 万円増加しており、県内ワースト1位という危機的な状況となっている。
越谷市/特殊詐欺撲滅へ 越谷の袋山第六自治会が決起大会