草加市の中央公民館でこのほど、「第26回草加の四季観光写真コンクール」(草加市観光協会主催、草加市、東武よみうり新聞社など後援)の審査会が行われ、各賞が決定した。
同市の四季折々の自然景観や郷土芸能、祭り、文化財、イベントなどを撮影し、観光宣伝に役立ちそうな写真作品を集めたコンクールで、今回は市内外の36人から計105点の応募があった。
審査の結果、グランプリの「観光協会会長賞」には東京都文京区本郷の小池基夫さんの作品「草加神社の秋景」が選ばれた。
また「東武よみうり新聞社賞」は、草加市谷塚町の関根日出夫さんの作品「スタートダッシュ」が受賞した。
受賞にあたり関根さんは「5、6年前に写真を始めたが、昨年、知り合いの写真がこのコンクールで入賞したのをきっかけに、今年、初めて出展してみた。まさか入賞するとは思わず、本当にうれしい」と喜んでいた。
審査委員長を務めた観光協会の佐々木勲会長は「今年は昨年より数は少ないものの力作が多く、草加にはまだこういうところがあると改めて教えられた」と目を細めた。
両賞を含む入賞作品は、市の広報紙「広報そうか」11月20日に掲載されるほか、来年1月9日から22日の午前9時から午後5時まで、市役所本庁舎1階に展示される予定。
入賞作品は次の通り(敬称略)。
▽観光協会会長賞=「草加神社の秋景」 小池基夫
▽草加松原賞=「マジックアワーの矢立橋」 山崎博
▽そうか桜(しだれ桜)賞=「そうか桜と赤い橋」 松井多喜雄
▽特選=「夏の望楼」 彦坂正治、「夢祭り」 伊藤清明
▽佳作=「芭蕉の旅路」 三原俊郎、「例大祭を彩る華」 小豆澤俊光、「きれいに咲いたヨ」 櫻井文夫、「きれいね」 渋谷健男、「春の日」 鈴木伸一、「夏の松尾芭蕉像」 田川雄三
▽東武よみうり新聞社賞=「スタートダッシュ」 関根日出夫