三郷で初の和太鼓祭り
三郷市文化会館で初めての｢三郷和太鼓祭り2023｣が開催され、約1200人が太鼓の迫力に魅了された。
市内や東京などで活動する和太鼓団体6団体が参加したほか、2018年から同市のPR大使を務めるプロの和楽器奏者、小林美優さんを中心とする和楽器ユニット｢椿｣も特別ゲストとして参加。小林さんは和太鼓と篠笛で演奏を披露し、会場を盛り上げていた。
和太鼓の音は、聴衆が手にしたペットボトルの水面が波打つほどの大迫力。盆踊りやよさこいなどの団体と組んだ曲も披露された。
総合司会を務めた、小林さんの父親で、｢和太鼓豊屋｣の小林豊代表も、軽妙なトークで会場を沸かせていた。
また、来場者30人が和太鼓の体験会に参加。小林美優さんと｢椿｣メンバーの浅野聡太さんから約1時間レッスンを受け、イベントで成果を発表した。全員一丸となって｢ソーラン節｣のリズムを披露。曲が終わった後も｢もう1回演奏したい｣と声を上げ、汗を流しながら楽しそうに和太鼓をたたいていた。来場者らは｢三郷でこんなに迫力ある太鼓を聴けるとは思わなかった｣｢今後も続けてほしい｣と話していた。
小林美優さんは｢多くの人に和太鼓を体験して楽しかったと言ってもらえて、うれしかった｣と喜んでいた。