越谷市

南越谷阿波踊り 4年ぶりに完全復活

8月25〜27日 熱気再び

2018年の「南越谷阿波踊り」
2018年の「南越谷阿波踊り」


 日本三大阿波踊りの一つ、「南越谷阿波踊り」が8月25〜27日、JR武蔵野線南越谷駅、東武スカイツリーライン新越谷駅周辺の目抜き通りなどで通常開催されることが決まった。今年37回目。
 コロナ禍のため過去3年間は延期または規模が縮小されたが、4年ぶりに屋外での「流し踊り」が復活する。参加連(踊りのグループ)約80連、踊り手延べ約6500人、見物客約70万人という県内有数の夏祭りが帰ってくる。
 南越谷阿波踊り実行委員会(関森初義委員長)と南越谷阿波踊り振興会(中内啓夫会長)がこのほど発表した。それによると、8月25日午後7時から9時まで越谷サンシティ(コミュニティセンター)大ホールと同センター前ショッピング広場で行われる「前夜祭」でスタート。
 26、27両日はいよいよクライマックス。踊り手たちが繰り出し練り歩く最大の見もの「流し踊り」は、午後5時10分から9時まで南越谷中央通り演舞場など4会場で行われる。
 ステージ上でフォーメーションを変えながら踊る「舞台踊り」は、サンシティ大ホールで第1部が午後2時から4時30分まで、第2部が午後5時30分から8時45分まで、小ホールでは午後5時30分から8時45分まで行われる。
 「組踊り」は午後4時20分からサンシティ前ショッピング広場で、また、午後5時10分から駅前組踊り広場(東口ロータリー)で、いずれも午後8時45分まで行われる。
 南越谷阿波踊りは、本場の徳島、東京・高円寺に次ぐ規模。編み笠にそろいの浴衣の女踊り、暴れ踊る男踊り、三味線や太鼓などの鳴り物の3グループから成り、見どころが満載だ。
 問い合わせは南越谷阿波踊り振興会☎986・2266。