全国強制抑留者協会埼玉県支部(座間三郎支部長)は、戦後シベリアに強制抑留させられた人々の労苦を次世代に伝えるため、写真、絵画、各種資料の展示会を、7月1、2の両日午前10時から午後5時まで(2日は午後4時まで)、越谷市南越谷地区センター・公民館(東武スカイツリーライン新越谷駅西口徒歩5分)で開く。
また、「抑留体験を語り継ぐ集い」を1日午後1時から3時30分まで開き、抑留体験者に労苦を語ってもらう。講師は大釋(たいしゃく)敏夫さん(100)。1941年(昭和16年)、開拓団として満州に渡り、44年(同19年)ハルピンで軍に入隊。朝鮮北部の清津で終戦を迎えるが、ソ連軍に抑留され、シベリア東部コムソモリスクで約2年3か月間、原始林伐採や荷揚げなどの重労働に従事させられた。
入場無料。予約不要。当日、会場へ。
<問い合わせ>全国強制抑留者協会の乙訓(おとくに)さん☎080・8876・7694。
シベリア抑留の展示と体験語る 来月、越谷で