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田んぼアートに「家康」登場 越谷市で来月3日に田植え

 越谷市増森の東埼玉資源環境組合第一工場近くの田んぼで、今年も「こしがや田んぼアート」が実施される。6月3日に一般公募した市民200人によって田植えが行われる予定。色付きの古代米などで約8000平方㍍の田んぼに絵を描くもので、今年で13回目。
 JA越谷市、越谷商工会議所、越谷市観光協会などで構成する実行委員会が2010年から毎年実施。田んぼのキャンバスに、色彩の異なる8種類の稲を作付けし、文字や絵柄を表現する。

市内の漫画家、てしばまさみさんが描き下ろした「徳川家康」(写真は完成予想図)

 今年は、漫画「おじゃる丸」の作画をはじめ、ストロングベリーちゃんなど、さまざまなキャラクターをデザインしている市内在住の漫画家、てしばまさみさん(54)が描き下ろした「徳川家康」を描く。テーマは「徳川家康ゆかりのまち」。NHK大河ドラマ「どうする家康」が放映中だが、越谷にはかつて徳川家の別荘があり、家康がよく鷹狩りに訪れた地でもあった。田んぼのある増林周辺はまさに家康が鷹狩りをしていた場所で、近くの林泉寺には家康が馬を止めたという「駒止のマキ」(市文化財)の大木が残っている。
 見頃は7月下旬から8月上旬。同工場の展望台から見ることができる。稲刈りは10月上旬の予定。