八潮市はこのほど、食費などの物価高騰の影響が長期化する中、低所得の子育て世帯に対し、18歳までの児童1人当たり5万円の「臨時特別給付金」を支給すると発表した。
ひとり親世帯や住民税非課税世帯、物価高騰の影響で家計が急変した世帯が対象。
「令和5年3月分児童扶養手当受給者」と「令和4年度児童手当」または「特別児童扶養手当」を受給している非課税世帯は、申請不要で、今月26日に給付される。
「令和5年3月分児童扶養手当」が公的年金などの受給により全額停止になった人や、家計急変により一定の収入以下になった人などに関しては、同市子育て支援課の窓口で申請を受け付ける。受付期間は6月1日から来年2月29日まで。窓口で手渡される書類に必要事項を書き込み、直接提出するか郵送する。申請が受理された場合、申請月の翌月25日に支給される。
事業規模は約9600万円を見込んでおり、対象となる児童数は1800人を想定している。
八潮市/低所得世帯に子育て給付金