埼玉りそな銀行越谷支店(森久保晶彦支店長)は４月21日、松伏町のボランティア団体｢子育て応援 フードパントリーまつぶし｣(里見純庸代表)に、フードパントリー開催時に配布する食料品約300個を寄贈した。
越谷市内の５つの支店･出張所の社員から、家庭で不要となったレトルト食品やカップラーメン、菓子などを集めた。同銀行による寄贈は昨年に続き２回目。
町防災備蓄センターで行われた｢贈呈式｣には、同銀行、同フードパントリー、松伏町社会福祉協議会、町職員ら約10人が出席。
森久保支店長(54)は｢地域の子育て支援に協力したいと社員に呼びかけ、各支店にフードボックスを設置して、社員から不要な食品を集めた。ささやかだが、今後も協力していきたい｣とあいさつした。
同フードパントリーの里見代表(61)は｢物価高騰の今、たくさんの食品をいただき、ありがとうございます。早速開催するフードパントリーで配布する。我々もボランティアとしてさらに活動の輪を広げていきたい｣と謝辞を述べた。
同町社会福祉協議会会長の鈴木勝町長は｢地域の支え合い活動が盛んになるよう、町としても応援していく。そして、住み続けたいまちとなるよう、さまざまな施策を実施していきたい｣と述べた。
同フードパントリーは一昨年４月から活動を開始。年４回程度、町役場などを会場に食料品を配布している。