
<東よみ通信員コーナー>
越谷駅前の高層マンション「グローリオ越谷ステーションタワー」の管理組合(齋藤僚太理事長)とマンション内の自治会「グローリオ越谷自治会」(久保信一会長)が3月29日、加藤貴美代防災班長の指揮の下、防災(減災)訓練を行いました。
高層マンション特有の災害を想定し、①各戸のドアに「安否確認プレート」を貼る②非常階段で高層階から避難③防災倉庫内の見学・確認④階段昇降用特殊担架などの使用訓練⑤非常用食料の試食会など盛りだくさんな内容で行われました。
訓練に先立ち、「マンション災害の減災」をテーマに動画の上映会を実施したり、タワーマンションの減災先進地である東京・港区役所作成のハンドブックを参考に啓発ポスターを掲示したりもしました。
齋藤理事長は「東日本大震災や南海トラフ地震級の災害には『防災』でなく『減災への対処』しかない」と強調。久保自治会長は「日頃からの触れ合いが防災活動になる」と話していました。 (要)