県トラック協会が寄贈
県トラック協会草加支部(藤波淳一支部長)は3月26日、草加市内の新1年生を守ろうと、同市にトラック型の防犯ブザーを寄贈した。同協会の社会貢献事業の一環。

市役所7階の教育委員会会議室で行われた寄贈式で、藤波支部長は「子どもたちの安全のお守りとして使用していただきたい」と述べ、山本好一郎教育長に目録と見本を手渡した。山本教育長は「昨年度、3月25日までの不審者案件は49件と前年度より10件増加している。特に午後4時以降に出現するケースが半数以上を占めている」と指摘。「各校も神経を使って対応しているが、不審者を避けるためにもありがたく使用させていただく」と謝辞を述べた。


防犯ブザー寄贈は2006年から毎年実施されている。全新入学児童が対象で、今年度は予備を含む1911個が寄贈された。防犯ブザーは市内の各小学校に配布され、新1年生に手渡された。