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越谷/生涯学習の楽しさ発見

珍しい楽器などに挑戦も 越谷で体験イベント

ハンマーダルシマーの演奏に挑戦する子どもら
ハンマーダルシマーの演奏に挑戦する子どもら

 越谷市生涯学習推進会と同市、同市教育委員会は2月23日、同市中央市民会館で、生涯学習の推進のため、市民組織との協働で「越谷市生涯学習フェスティバル」を開催し、約3300人が来場した。テーマは「見つけよう! あなたの生涯学習 広げよう! 豊かな学びの輪~やってみて はじめてわかる 学びのおもしろさ」。内容は生涯学習に関する体験や展示で、音楽やスポーツなど幅広い世代が楽しめるものが用意された。
 また、こしがや越谷市民大学第2回特別講座では、「100年の時を超える音色~蓄音機の世界を探る~」が開かれ、100年前の蓄音機の音色が聞ける催しがあった。
 今回初めて登場したものに「ハンマーダルシマーとプサルタリーを弾いてみよう」があった。ハンマーダルシマーは、台形の箱型の上に弦を張る多くのブリッジがあり、ハンマーと呼ばれるバチで弦をたたいて音を出す。ピアノは鍵盤を弾くと中の小さなハンマーが弦をたたくが、これが外に出たのがハンマーダルシマーで、ピアノからキーボードを外したような形状だ。ピアノの祖先とも言われている。珍しい楽器にドキドキしながら挑戦した大島成道君(7)は、「楽しいけど、どこをたたいていいか分からない」と苦笑い。父親は「こういう機会でしか体験できないので良かった」と喜んだ。
 また、明治安田の「血管年齢・野菜摂取量測定」も初めて実施された。中村光太郎さん(60)は「初めて血管年齢を測ってみた。健康には気を付けているけど、こういた機会がないとやらない。年齢より血管が若くてよかった」と話していた。高校生と大学生もボランティアで参加し、高齢者と交流していた。
 その他、カーレットの体験、手品、ステンドアートの体験などが実施され、幅広い年齢の人たちがさまざまなもので楽しんでいた。