
草加市吉町を拠点に活動している吉町青年会(関根尚徳会長)が今年で創立50周年を迎え、2月16日に高砂コミュニティセンターで記念式典と祝賀会を開いた。髙橋理絵副市長や山本好一郎教育長、地元・瀬崎中学校の小野陽子校長をはじめ、同青年会OBである県議や市議、各町会や交流のある隣接地域の人たち、同青年会OBら80人近くが参加した。
同青年会は1975年(昭和50年)に地元の有志によって発足し、最初の活動として盆踊り大会を開催した。そこから毎年地域のイベントやお祭り、ボランティア活動などを行ってきた。吉町には山王日枝神社があり、毎年祭礼が行われる。元旦祭では福餅つきを行い、参拝者にお汁粉を振る舞っている。
そんな活動の中でもより盛大に開催されるのが、同神社裏手にある草加吉町公園で行われる「吉町納涼夏祭り」だ。金曜夜、公園内に大きなスクリーンを張って映画を上映するナイトシアターから始まり、土日は公園内にさまざまな模擬店が出店。イベントも多く催され、日曜夜にはたくさん景品が用意された大抽選会まで行われる。年末には防犯パトロールも行っている。
悩みは、会員数が現在10人前後と、時代の流れとともに人手不足を抱えていること。45歳が「定年」で、来年卒業を迎える関根会長は「新規会員は常に募集している。興味のある方はぜひ参加してほしい」と話していた。