松伏/新年度当初予算案　学校給食費を補助108億円

　松伏町の新年度当初予算案は、一般会計が過去最高の108億1200万円で、前年度比17･９％増となった。特別、企業両会計と合わせた総額は177億4015万円で、10･３％増。
　主な事業は、小中学校に通う第３子以降の児童生徒を養育している保護者に学校給食費の相当額を補助するなどの｢学校給食供給維持管理事業｣に２億8836万円。第一保育所の保育時間を朝30分繰り上げて７時からとし、土曜日は午後７時までに延長するなどの｢保育所管理･運営事業｣に5965万円。各小学校に校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)を設置し、不登校児童の居場所づくりを行うなどの｢いじめ･不登校対策事業｣に3016万円。
　すべての町民が健康で安心して暮らし続けるための総合的な支援拠点となる｢保健センター｣の移転建て替えに着手する｢保健センター維持管理事業｣に８億6225万円。
　原油や光熱費等の価格高騰の影響を受けている農業者に経費の一部を支援するなどの｢農業活性化事業｣に842万円。｢松伏ふるさとカレー事業｣推進など｢商工業活性化事業｣に1360万円。
　86号橋(八枚橋)の更新工事に向けた設計を実施し、来年度から４年間で町内137の橋を対象に定期点検を実施する｢町道維持管理事業｣に6637万円。劣化の進んでいる町道74号線(ゆめみ野、上赤岩両地区)の舗装修繕などを行う｢道路改良･舗装修繕事業｣に7824万円などとなっている。