吉川市

吉川/安心安全なまちに飲食店と防犯協定

吉川署

協定を締結した川昌の飯塚代表(左)と江田署長
協定を締結した川昌の飯塚代表(左)と江田署長

 吉川警察署(江田浩之署長)は2月13日、松伏町金杉のうなぎ料理専門店「川かわ昌しょう(飯塚裕志代表取締役)」と「安全・安心なまちづくりに関する協定」を締結した。
 内容は、犯罪の予防、交通安全、防災、青少年の健全育成に関すること。その他、子ども、高齢者、傷病者の保護や通報、広報啓発や情報の提供・発信など。同店のスタッフは20代の若手も多く「非行に走る若い子がいれば更生させる活動がしたい。意識が変わるきっかけを作れれば」と飯塚代表は話した。
 一方、江田署長は「幅広い客層を持っている店と一緒に指導、啓発、広報を展開していき、協定を有意義なものにしていきたい」と強調。生活安全課の髙野諭課長は「まずはチラシ、ポスターなど啓発できるもので、他の締結事業者と足並みをそろえて、安全安心なまちづくりを目指していきたい」と話していた。
 同店は、定番のうな重やかば焼きの他に、ふわトロ玉子の下にかば焼きが隠れる「金のうな丼」や看板料理のうなぎの刺し身「うなさし」を提供している老舗。新たな魅力あるうなぎ料理を数多く取りそろえ、老若男女に人気がある。飯塚代表は以前から「地域貢献」を考えていたことから、同署と協力・連携していく協定を結んだ