
越谷市大林にある「越谷梅林公園」では、紅や白の梅が園内を彩り始めた。梅はバラ科サクラ属の落葉高木で、同園では2月中旬頃に咲き始めた。
大林、大房地区は古くから梅の名所として知られ、その名を残すために市が公園として整備した。敷地内には、白加賀、梅郷、紅梅、晩白加賀などの約40種類約300本の梅が植樹されている。
古くから地域の人々の憩いの場所になっている。県外からも鑑賞に訪れる。
東京都足立区から来た60代の夫婦は、「毎年、梅を見にきます。今年はロウバイ目当てだったけど終わっていた。梅が咲き始めましたね」と目を細めていた。
同園では毎年5月下旬頃に「梅の実収穫体験」が行われ、多くの人でにぎわう。