草加市職員6人に感謝状
草加八潮消防組合はこのほど、人命救助に功績があった草加市職員6人に感謝状を贈った。
6人は、向井有紀さん(障がい福祉課)、森成美さん(地域介護課)、古橋大祐さん、貝沼まりやさん(以上、こども政策課)、松永舞さん、山下恵美さん(以上、保育課)。

6人によると、昨年12月20日、市役所3階に手続きに来た女性がいすに座っていて突然意識を失った。駆け寄った職員は女性の顔色を見て異常を察知、119番通報をした。一方、他の職員は協力して女性を床に寝かせ、心臓マッサージを開始した。AED(自動体外式除細動器)を使用したところ、心肺停止状態であることが判明。AEDと心臓マッサージで処置を続けると、心拍、自発呼吸が戻り、到着した救急隊に対応を引き継いだという。
6人は、「市民の命を救うことができて本当によかった」、「我々以外にも多くの人の協力があった」、「救命講習で心肺蘇生法を学んだおかげで、ちゅうちょなくAEDを使用できた。これを機に定期的に講習を受ける人が増えてくれれば」などと話していた。