防災機能強化など625億円
三郷市の新年度当初予算案は、一般会計が過去最高の625億円で、前年度比7・7増。国保、介護保険などの特別会計、水道などの企業会計を含めた総額は1002億5106万円で、同6・1%増となった。
主な事業は、南部地域拠点防災コミュニティー施設の整備を進め、防災機能の強化や防災意識の向上、地域コミュニティーの強化を図る「南部地域拠点防災コミュニティー施設整備事業」に22億6449万円、開業20年を迎えるTX (つくばエクスプレス) 三郷中央駅前広場の改修を行い、街なか交流人口の拡大や利便性の向上など、歩行者の滞在空間を創出する「公共交通政策推進事業」に4億600万円。
また、水と緑の自然が親しめる公園やボール遊び広場など、市民に親しまれる公園づくりを推進する「都市公園等整備事業」に1億3700万円、災害に強く持続可能な上下水道システム構築のため、耐震整備などを進める「排水管整備事業」に1億2600万円。
さらに、がん患者のウィッグや胸部補整具などのアピアランスケア用品購入の費用の一部を負担する「がん患者ウェルビーイング支援事業」に45万円、学校図書館における学校司書を配置する「小・中学校学校司書配置事業」に4798万円。
また、三郷中央におどりプラザで、就学前の児童と保護者を対象とした親子で集まれる遊び場を提供する「子育て支援事業」に292万円などとなっている。