松伏町

松伏/冬の水辺でスイスイ

松伏・緑の丘公園

緑の丘公園に飛来したカルガモ
緑の丘公園に飛来したカルガモ

 松伏町にある県営まつぶし緑の丘公園では、今年もカルガモの群れが池に訪れ、来場者の目を楽しませている。
 カルガモはカモ科マガモ属に属し、くちばしが黒くて先端が黄色、体も頭頂も黒褐色なのが特徴。天敵は犬、猫、カラスなどで、水中ではライギョに襲われることもある。餌がなくなると引っ越しすることがあり、街中を歩くカルガモの親子を見かけることも。
 同公園では一番多く見られるカモで、泳ぎながら水辺の藻を食べ、陸地に上がって草をついばんでいるかわいい姿を見ることができる。しかも人間を怖がらないため、近くで観察できる。昨秋から姿を見せ、ゴールデンウィークにはいなくなる。
 同公園の水辺には他に、コガモ、マガモ、ダイサギ、アオサギ、カワウなどさまざまな鳥がやってくる。来場者は、それを目当てにカメラを構えたり、鳥を見ながら散歩を楽しんだり、冬の風景を味わっている。