三郷市

三郷/全国の足自慢3565人疾走

三郷ハーフマラソン

 三郷市の「第56回みさとシティハーフマラソン」が2月9日、セナリオハウスフィールド三郷(同市陸上競技場)周辺で開かれ、北海道から沖縄まで全国各地から3565人が参加した。

勢いよく駆け出す親子ら


 市陸上競技協会、市スポーツ協会が主催、同マラソン実行委員会が主管、東武よみうり新聞社などが後援、吉川警察署が協力、ギリシャ陸上競技連盟も特別協力した。
 ハーフマラソン、5㌔、3㌔、ファミリー、小学生(それぞれ1・2㌔)の5種目が行われ、それぞれ年代別・学年別など27部門で脚力を競い合った。


 今大会ではハーフマラソンの部が日本陸上競技連盟公認レースを取得。また、大会オフィシャルアドバイザーに元マラソン選手の瀬古利彦さんが就任。女子100㍍、200㍍で歴代2位の日本記録を持つ、市PR大使の髙橋萌木子さんが小学生の部に参加したほか、今年の箱根駅伝に参加した駒澤、早稲田、城西、東洋など各大学、実業団の選手ら49人、ニコラオス・アルギロス駐日ギリシャ大使もハーフマラソンの部に参加し、市内を駆け抜けた。


 5㌔男子50歳代の部に初出場し、16分59秒の記録で初優勝した千葉県市川市の会社員、徳原健太郎さんは「知り合いに誘われて参加した。マラソンが好きで、毎朝通勤前に10㌔程走っている成果が出せた。とても楽しく走ることができた」と喜んでいた。


 式典で木津雅晟市長は、ハーフマラソンの部が日本陸連公認レースになったことを強調。ギリシャの「アテネハーフマラソン」と友好マラソン協定を締結していることを説明し、「今後もマラソン大会やスポーツをはじめとする幅広い分野でさまざまな交流事業を行う」とあいさつした。