三郷市立後谷小学校(杉本真也校長)で11月30日、ワークショップポエムとコンサートが全学年154人を対象に実施された。
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第一部では影絵作家、丘光世さんの影絵や、宮嶋圭さんによる命についての話や絵本「わたしは・ぼくはたいせつないのち」の朗読などが行われた。第二部では、シンガーソングライターの宮沢勝之さんによるコンサートが開かれ、「みんな輝くとき」、手話付きの「世界中がアイ・ラブ・ユー」、アンコール「陽気に生きようこの人生をさ」など7曲が披露され、児童たちは大いに盛り上がっていた。
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6年生の中嶋舞春はさん(11)と宇津木優介君(12)は「生で歌を聞けて、ネットやゲームでは味わえない迫力を感じた。手話は難しかったが、いい思い出になった」と話していた。
今回のイベントは、来年4月に同市立前間小学校に統合され、廃校となる後谷小の児童の思い出になればと宮嶋さんが計画し、宮沢さんらの協力で実現した。2人はこれまでも市内の学校や文化会館などでチャリティーコンサートなどを行ってきたが、コロナ禍以降、活動が中止となっていた。タッグを組んだのは4年ぶりで、宮嶋さんは「命の根をしっかり生やし、みんなそれぞれに生き抜く力を身に付けてほしい」と述べた。