三郷市立早稲田小学校(田﨑研志校長)で5日、2年生62人を対象にした「まちたんけん」の授業が行われ、児童らが高応寺を訪ねて説法を聴き、座禅などを行った。
「長所を見て人に優しく」
コロナ禍もあり、同寺を訪れるのは4年ぶり。本堂に上がった児童らに酒井菜法住職は、寺の歴史やいじめについての説法をし、「人の長所と短所は表裏一体。短所も見方を変えれば長所かもしれない。人の長所を探して、優しくいられるようになってもらいたい」と話した。その後、児童らは座禅を組み、本尊をお参りし、庭園を散策した。
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宮田悠生君(7)と園原由唯さん(7)は「自分にも悪いことが跳ね返ってくるいじめはやってはいけないこと。今後も気を付けたい」と述べ、「庭園も花もきれいで、魚もいて、また来たい」と笑顔だった。酒井住職は「悲しい時も怒りたい時もお参りすることで心が安らぐ。いつでも来てください」と話していた。
田﨑校長は「地域を知り、どういう人々に見守られているかを考えるよい機会。多くのことを吸収してもらいたい」と話していた。