草加市立谷塚小学校(菅野光三校長)で5日、給食に市内の谷塚地区産の枝豆が提供され、約650人の児童が味わった。
枝豆は同市の特産品の一つ。同小では3年生が枝豆を栽培し、全校児童が成長を見守っている。児童の枝豆も順調に成長し実をつけ始めているが、今回の給食では一足早く、地元農家の新鮮な枝付きの枝豆約50㌔が納品された。
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枝豆のさやもぎは、2年生99人と特別支援学級「わかば学級」の児童が担当。枝付きの枝豆を近くで観察したり、匂いを嗅いでみたりと、楽しそうに作業していた。
塩ゆでされた枝豆は、焼き豚チャーハンや小松菜とエノキのナムルなどと一緒に提供された。アルミトレーに乗った枝豆を見て、2年生のクラスでは、自分たちがさやもぎしたものだとうれしそうに話し、3年生は栽培の難しさを感じている児童から「こんなにたくさん作れて、農家の人はすごい」と感想を話しながら味わっていた。
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菅野校長は「給食の準備に児童らが参加するのは、(各校で給食を作る)自校式を導入している草加市ならではの取り組み。実際に栽培もし、さやもぎなど準備を手伝っているので、一層おいしく感じられ、残菜も減る」とし、「生産者の顔が見える地場産の野菜と、自分たちが育てた労力などが結びつき、さらに愛着を持ってもらいたい」と話していた。