JAさいかつ(根岸信一郎組合長)は昨年12月、埼玉県産の新米1・5㌧(57万円相当)を三郷市に寄贈した。
寄贈した米は管内で取れた特別栽培米「コシヒカリ」の中でも、食味値(米のおいしさを数値化したもの)80以上の米を厳選した「吉川のしずく」。
![木津・三郷市長(左)に米俵のレプリカを手渡すJAさいかつの根岸組合長](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/0116kome-850x596.jpg)
市役所本庁舎の南側駐車場で行われた贈呈式では、根岸組合長が木津雅晟市長に米俵のレプリカを手渡し、「さまざまな事情があって十分な食事が取れない人にも、おいしいお米を食べてもらいたい。組合員が作った新米をこのような形で贈呈できることはとても喜ばしい」と話した。
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/JAさいかつ米寄贈-2-850x596.jpg)
米俵を受け取った木津市長は「温かく、おいしいご飯は、子どもたちをはじめ、多くの皆さんに喜んでもらえる」とし、「寄贈されたお米は、市内の子ども食堂やフードパントリー、社会福祉協議会などを通じて、家庭への食糧支援に活用させていただく」と述べた。
その後、木津市長から根岸組合長に感謝状が手渡され、「お米を寄贈していただき、誠にありがたい」と謝辞を述べた。