八潮市立資料館は地域資料の収集、整理、保存や活用を図るため、地域文書館、地域博物館、文化財センターなどの機能を有する施設として建設された。
館内では常設展や、季節に応じた展示が行われている。また、学芸員の仕事を体験する資料館講座、講演会や見学会などの歴史講座、勾玉づくりやつるし雛づくりなどの体験講座が行われている。
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・建物正面入口-850x596.jpg)
常設展は「水と生活」をテーマとしており、古代の生活の道具や生活復元模型、昔の舟で利用されていた石の碇6分の1サイズで復元された伝馬船や書物などが展示されされている。
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-2-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-3-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-4-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-5-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-6-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-7-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-8-scaled.jpg)
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-9-scaled.jpg)
また、同館では公文書約700簿冊、古文書約1万2000点を所蔵し、利用時に申請すれば誰でも手元で閲覧することができる。また、一部ではあるものの、デジタルアーカイブで閲覧することも可能となっている。
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・常設展示-1-850x596.jpg)
隣接する明治初期の古民家、旧藤波家住宅では、当時利用していたかまどや囲炉裏などが見られる。
千歯こきや足踏み脱穀機などの道具を使って、小学生が体験学習を行うこともある。また、四季を通じた風景が楽しめ、特にこれからの時期には古民家と紅葉の情緒ある景色が楽しめる。
![](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/八潮市立資料館・古民家-850x596.jpg)
担当者は「古文書や公文書を直接手に取って調べられる施設。授業や自由研究など、学習にも生かせるので、ぜひ利用してもらいたい」と話している。