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10月から「ご当地カード」・越谷商議所とイオンが「まるこ」カード

2019.9.10(越谷市)
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 越谷商工会議所(井橋吉一会頭)は、小売り・サービス業大手の「イオン」が発行する電子マネー「ご当地WAON」と、同会議所独自のポイントサービス「越谷まるこ」を合体させた「越谷まるこWAON(ワオン)カード」事業を10月1日からスタートする。消費税引き上げで予想される消費の落ち込みをカバーする狙い。越谷まるこWAONカードで買い物をすると、WAONポイントと、まるこポイントの2つのポイントが貯まる仕組み。加盟店を募集している同会議所は「このポイントサービスで地域の活性化を」と期待をかける。

 「越谷まるこWAONカード」事業は、越谷市と「イオン」(岡田元也社長、千葉市)が締結した地域連携協定(8月23日)に基づくもの。協定の9項目の連携の一つに、「地域経済の活性化及びキャッシュレスの推進」があり、同カードはその第一弾。

 「ご当地WAON」は、利用金額の0・1%をイオンが地元自治体に寄付しており、今回の事業による同市への寄付金は「子育て支援」に活用される。

 「越谷まるこ」は同会議所独自のポイントカードとして、同市の民間のまちづくり会社「まちづくり越谷」(井橋潤社長)が運営しており、ご当地WAONと合体後も、同社が運営する。

 10月1日から、市内加盟店で同カードを使い買い物をすると、「WAONポイント」(200円で1ポイント)と、「まるこポイント」(100円で1ポイント)の2つのポイントが貯まる。また、来年6月30日までは、経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元制度」により、加盟店でキャッシュレス決済するとポイント5%が還元される仕組み。

 同会議所は加盟店募集のため7月にセミナー(説明会)や個別相談、契約手続きを始めており、すでに25店が加盟している。加盟店に対しては、地域情報紙などでの情報発信や、同ポイントを利用したマーケティング戦略についての助言を専門家から受けられる相談会などが予定されている。

 加盟店の地場野菜イタリアンレストラン「カポナータ」(同市東越谷)のオーナーシェフ、鈴木実さん(54)は「このポイントカードを知り、早速セミナーに参加した。ポイントカードで新しい価値が生まれると思う。店に合った活用法を専門家に相談しながら、地域を盛り上げていきたい」と話す。

 井橋会頭は「約2年間準備してきた。越谷市商店会連合会の協力を得て地域活性化の目玉として実施する」という。また、高橋努市長は「市民サービスのさらなる向上につながるものと確信する」としている。

 同カードは、9月1日から加盟店や「ガーヤちゃんの蔵屋敷」、「CAFE803」や同商工会議所、イオンレイクタウンなどで計2万枚無料配布されている。10月1日から、全国のイオンで販売される(300円)。

 <問い合わせ>越谷商工会議所まるこカード事務局TEL940・8676。
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