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アジアの学生と”科学交流”・越谷北高、英語で学習成果披露

2019.7.23(越谷市)
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 越谷市大泊の県立越谷北高校(松村和則校長、生徒1113人)は10日、同校が昨年度から指定を受けている「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、国際的な科学技術人材の育成を目指し、理数系教育の充実を図る取り組みで、全国で32校、県内では同校を含め8校指定されている。

 今回のアジアの高校生たちの訪問は、科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」の一環。アジアの優秀な青少年を短期間日本に招き、最先端の日本の科学技術に触れ、大学・研究機関での交流を通して、両国の人材・研究交流につなげるのが狙い。

 同日、大型バス2台で到着したアジアの高校生たちは、オリエンテーションの後、早速、「ランチ交流会」。同校生は各自の弁当、訪日団はJSTが用意した弁当を持って、各教室に分かれ一緒に食べた、グループごとに日本や学校生活を紹介したり、ゲームや、折り紙を楽しんだ。

 メインの「交流会」では、科学系の化学部、生物部、物理部と日本文化系の華道部、筝曲部、茶道部、書道部の生徒たちが、案内役となって交流が行われた。

 中でも化学部のメンバーは、ポリウレタン樹脂に蓄光材を混ぜて成型した発光するバッジ作りにアジアの生徒たちと一緒に取り組んだ。「蓄光材は衣類につくと落ちないので、白衣をきちんと身に着けて」などと、同校生が英語で説明しながら、約40分でバッジが完成。部屋を暗くすると、バッジが淡いグリーンに輝き、アジアの高校生たちは「ファンタステック!」と感激していた。

 製作方法を説明した、日笠山雄大(ルビ・ゆうと)さん(16)(理数科2年)は「英語で苦労したが、アジアの高校生たちは、一生懸命取り組んでくれ、やりがいがあり楽しかった。発表する力も付き、充実した時間だった」と話した。

 最後に藤嶋昭・東京理科大名誉教授が「光触媒現象に関する近年の研究成果と今後の発展」を英語で講演した。
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