トップニュース

猛暑吹き飛ぶ好ゲーム・イースタンリーグ巨人戦

2019.6.3(越谷市)
ニュース写真
 ヤングジャイアンツは最終回、楽天に1点差と詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった――。プロ野球イースタン・リーグ公式戦「巨人対楽天」(読売新聞社、日本テレビ、東武よみうり新聞社、埼玉東部読売会南支部、埼玉南部読売会草加支部主催、越谷市、越谷市教育委員会、公益財団法人越谷市施設管理公社後援)が5月26日、越谷市増林の同市民球場で行われ、家族連れなど3528人が観戦した。季節外れの炎天下の下で繰り広げられた試合は、巨人・ルーキーの戸郷翔征(とごう・しょうせい)投手(19)が先発し、本塁打2本を打たれるなどして五回で降板した。打線が振るわなかった巨人は、最終回に粘りを見せ、ファンを大いに沸かせたものの2―3で惜敗した。試合のほか、「少年野球教室」や「巨人軍監督コーチとの記念撮影」「抽選会」などのイベントもあり、野球ファンは一日楽しんだ。

 越谷市はこの日、試合開始直後の午後1時25分に最高気温35・1度を記録する猛暑日となった。5月とは思えない季節外れの暑さとなったが、同市民球場には開場の2時間以上も前から熱心な野球ファンが詰めかけた。

 午後1時、楽天の先攻でプレーボール。巨人先発はルーキーで186aの長身の右腕・戸郷。楽天先発はプロ4年目の右腕・熊原健人投手(25)。

 先発の戸郷は二回まで走者を出しながらも、バックが守備でカバーし無失点に抑えていたが、三回表、楽天のルーキー・太田光捕手(22)に左翼への本塁打を浴び、先制された。四回表には四球で走者を出し、楽天の三好匠内野手(25)に2点本塁打を打たれた。

 戸郷は5イニング8安打2四球6奪三振の投球で3失点となった。六回に登板した3年目の左腕・池田駿(しゅん)(27)は無失点に抑え、七回にはイースタン・リーグ今季初登板の育成・田中優大(ゆうだい)(19)が三者凡退に抑えた。八回は野上亮磨(りょうま)(31)、九回は宮國椋丞(りょうすけ)(27)が無失点に抑えた。

 八回まで指名打者のルーキー・山下航汰(こうた)外野手(18)の1安打に抑えられていた巨人打線は、九回に執念の反撃開始。松原聖弥外野手(24)が左前安打で出塁。続く、山下航のこの日2本目の安打の右翼フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁とチャンスを広げると、ルーキーの松井義弥内野手(18)二塁ゴロの間に1点を返した。続く、吉川大幾内野手(26)の右翼犠飛で山下航が生還。1点差に詰め寄ると、球場の観客の歓声が一段と大きくなり、この試合最大の見せ場となった。

 続くマルティネス内野手(26)、若林晃弘内野手(25)の連打で二死一、三塁としたが、田中貴也捕手(26)が内野ゴロに終わると、スタンドから大きなため息が漏れた。楽天が10安打、巨人は5安打で巨人は打ち負けた。

 40歳代の会社員男性(越谷市内)は「最終回はサヨナラを期待して、ドキドキした。巨人が負けたのは残念だが、充実した試合だった」と話して球場を後にした。
>戻る