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商店街新聞「まるこ通信」をどうぞ・越谷駅東口経営者らが編集

2018.10.22(越谷市)
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 越谷市の越谷駅東口周辺の商店会の若手経営者らがこのほど、フリーペーパー「越谷まちなか新聞『まるこ通信』」(タブロイド判、カラー12n)を発行した。「イベント以外の日にも商店街に足を運んで」との願いから、経営者らの“まちづくり集団”(『越ケ谷TMO』)のメンバーが町を歩いて、記事を書き、写真を撮ってまとめた手作り情報紙。各店や人物紹介のほか、読書週間(27日〜11月9日)に合わせて、商店主が選ぶ“おすすめの本”特集も。年4回の不定期発行で、市内の各商店のほか、イオンレイクタウンでも配布を始めた。商店会独自の情報媒体として、地域活性化の足掛かりとして注目されそうだ。

 東武スカイツリーライン・越谷駅周辺は再開発後も閉店が相次ぎ、沈滞している。このため、「越谷新町商店会」、「越谷中央商店会」と越谷商工会議所でつくる“まちづくり集団”の「越ヶ谷TMO」(タウンマネジメントオーガナイゼーションの略)は、「越ヶ谷宿宿場まつり」や「雛めぐり」、飲食イベント「街バル」など独自のイベントを開催している。

 しかし、これまでのにぎわいはイベント開催時だけの一過性になりがちだった。危機感を抱いた若手経営者らは、「普段から商店街に足を運んでもらうために」と情報紙、それも無料で手軽に手を取ってもらえるフリーペーパーの発行を思いついた。

 制作メンバーは30代から50代の若手経営者たち。「今はネット社会だが、紙媒体は保存できて、見たい時にいつでも見られるメリットがある。その紙に注目した。手に取って家族の話題にしてもらいたい」と越谷新町商店会の井橋潤会長(54)は、紙媒体にした狙いを話す。

 いずれも編集には素人だったが、井橋会長ら制作スタッフは、昨年から県が実施する「空き店舗ゼロプロジェクトセミナー」に参加して、専門家から商店街のにぎわい復活のアドバイスを受け、告知方法などを勉強してきた。スタッフは10人で、紙面のレイアウトは、メンバーのデザイナーが担当している。

 「まるこ通信」は、両商店会の約100店舗やイオンレイクタウン内で配布しているが、将来は市内全戸配布を目指すという。
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