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多世代サークル「こずもす」結成・文教大生と父母、「父の日イベント」開催

2021.7.5(越谷市)
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 越谷市越ヶ谷本町の子ども食堂「越ヶ谷こどもカフェ食堂・ぽらむの家」に参加する父母らと、文教大学(同市南荻島)のボランティアサークル「あるけ」の学生たちが、

このほど手をつなぎ、「越谷地域多世代サークル・こずもす」を結成した。

 新サークルは、小中学生の学習を支援し、さまざまな体験の機会を提供するのが目的。早速、6月19日、同市宮本町の「越谷葬祭センター」で、「お父さんにプレゼントを作ろう!」という“父の日イベント”を開き、約40人の親子が参加した。同葬祭場を運営する「アルファクラブ武蔵野」(さいたま市大宮区、稲川治利社長)が、会場を無償で提供し、弁当も無料配布して実現した。

 「ぽらむの家」は2018年4月、食堂のほか、子どもの居場所となる「子どもサロン」としてオープンした。運営は母親ら。特に文教大教育学部の学生ボランティアが、「ぽらむで寺子屋!」と名づけて、毎週2回学習を支援している。教員を目指す学生にとっても、「指導の勉強になる」という。

 コロナ禍のため、現在は弁当の配布やフードパントリー活動をしているが、同食堂代表の会社員、青山享美さん(45)は「こんな時だからこそ地域の助け合いが必要と考え、学生たちと多世代サークルという新しい視点での活動母体を発足させた」と話す。「こずもす」は、スペイン語で「世界」の意味。

 「父の日」イベントでは、革製のメッセージ入りキーホルダー作りに親子が挑戦した。参加者は父親へのメッセージを考え、縦2a、横4aほどの革に、「いつも仕事がんばってくれて、ありがとう」などのメッセージを小さな文字盤で刻印していた。

 3人の子どもと参加した市内の主婦、下城千賀子さん(43)は「子どもが夢中になって作品を作った。お父さんも喜ぶでしょう」と笑顔で話し、桂木愛海さん(10)(小学5年)と結海さん(8)(小学2年)の姉妹は「少し難しいところもあったけど、上手にできた」と喜んだ。

 イベントを企画した畠山日菜子さん(20)(文教大教育学部3年)は「子どもたちが目を輝かせて作ってくれたのでよかった」と話していた。
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