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95歳の鳶、人生を語る・10日から「染谷家の蔵」展

2021.7.5(越谷市)
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 95歳の鳶(とび)職の親方、染谷隼生(としお)さん(越谷市越ヶ谷、染谷コンクリート社長)が、“鳶人生”を語り、所蔵の道具類などを展示するイベント「越ヶ谷蔵物語・第3章〜鳶の親方・染谷家の蔵」が、10日から9月26日まで、越谷市市民活動支援センターで開かれる。

 旧家の蔵を紹介する同センターの企画の第3弾。

 染谷さんは1926年(昭和元年)、越谷生まれ。41年、越ヶ谷高等尋常小学校を卒業後、家業の鳶を継ぎ14歳で親方に。戦時中は軍事工場や陸軍の「論田(ルビ・ろんでん)飛行場」(市内荻島)建設工事を手がけ、戦後は住宅建設をはじめ区画整理事業にも取り組んだ。

 展示されるのは、染谷家の蔵に収蔵されてきた鳶の道具類や、建物の解体時に廃棄を免れた酒屋の看板など。特に珍しいのは、敗戦直後、買い出しに来た東京の人が、現金の代わりに置いていった、幕末から明治維新にかけて制作された浮世絵。3代目・歌川豊国(初代国貞)、歌川国芳らの作品が多数展示される。

 展示初日の10日午後1時30分から同3時まで、同センター会議室で「鳶の親方・染谷隼生氏に聞く!」と題して、染谷さんが自身の人生を語る。自宅などからもオンライン形式で参加できる。会議室、オンラインともに定員30人。事前の申し込みが必要。

 <問い合わせ>越谷市市民活動支援センターTEL969・2750。