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市民団体が芭蕉翁像お身拭い・「奥の細道」旅立ちで

2021.5.24(草加市)
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 草加市の国指定名勝「草加松原」に隣接する札場河岸公園内で16日、芭蕉翁像の「お身拭い」が行われ、市民有志ら約30人が参加した。

 江戸時代の俳人、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出立した5月16日(旧暦3月27日)を記念したもの。毎年同日、「同市奥の細道市民推進委員会」(上手一雄会長)と、「草加宿神明庵運営協議会」(青柳優代表)の共催で行われている。

 昨年はコロナ禍で中止となったが、今年は「旅に困難は付き物。困難なこの時期に、お身拭いをして芭蕉翁像をねぎらおう」と開催を決めたという。

 参加者らは雑巾を手に、像に積もったほこりやごみ、排ガスの汚れなどを奇麗にふき取った。

 草加宿神明庵運営協議会の青柳会長(78)は「国の名勝の『草加松原」を保存・活用し、地域を盛り上げていくことが大切」と話した。また、像を制作した市内の彫刻家、麦倉忠彦さん(83)も参加して、「像を奇麗にしていただき、ありがとうございます」と謝辞を述べた。

 同日は、隣接の「おせん公園」にある芭蕉の同行者、曾良像の「お身拭い」も行われた。
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