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初の「車いすリレー」大会・1500人が参加

2019.5.27(三郷市)
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 三郷市泉の陸上競技場「セナリオハウスフィールド三郷」で11日、市内初のパラ・スポーツイベント「Misato Fire Bird Zero(ミサト・ファイヤー・バード・ゼロ)2019」が開かれ、約1500人が参加した。

 障害者への理解を深めてもらおうと、福祉関連イベントを手がけるNPO法人「Care Nation(ケアネーション)」(笠井直歩=ルビ・ちあり=代表、本部・三郷市早稲田)が主催した。

 笠井代表(40)は3年前、難病の車いすマラソンランナーと出会い、「年に一度でも目標があることで生き生きと暮らせる」と話す姿に感動し、今回のイベントを企画した。費用はクラウドファンディング(インターネットを利用した資金調達)を利用し、102万4000円を集めた。

 同日は9歳から43歳までの13人が電動車いすや車いすバスケ用の車いす、通常の車いすなどで参加した。コースは1週400bのトラック5周の全2`。

 参加者は、観客や家族らが「がんばれ」「ラスト1周」などの声援が飛ぶ中、懸命に車いすを走らせていた。健常者も車いすで1・6`を走るファンランや、ブラインドサッカー、車いすバスケなどの競技もあり、盛り上がった。

 車いすリレーに参加した栃木県小山市の鈴木隆浩さん(40)は「健常者や障害者の垣根を超えて一緒に走れるのは楽しい。来年も参加したい」と話していた。

 笠井代表は「ハード面だけでなく、地域の人々の気持ちのソフト面のバリアフリーが進むと、肢体不自由な方がもっと普通に暮らせる。障害者が住みやすい街づくりにつなげたい」と意欲を燃やしていた。
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