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本社賞に小西さんの水彩画・越谷美術協会公募展

2018.10.22(越谷市)
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 「第45回記念越谷美術協会公募展」(越谷美術協会主催、越谷市、同市教委、東武よみうり新聞社など後援)が10日から14日まで、越谷コミュニティセンター・ポルティコホールで開かれ、約1000人が来場した。

 展示作品は同協会会員の油彩、水彩、日本画、水墨画と市内在住・在勤の一般公募作品約100点。

 審査の結果、「東武よみうり新聞社賞」に越谷市千間台西の元会社役員、小西功さん(73)の水彩「壁に遊ぶ錆たち」(100号)が選ばれた。

 小西さんの作品は、栃木県・足尾銅山選鉱工場跡の古い壁にあった赤錆びたボルトナットを描いたユニークな絵で、約3か月かけて完成させた。「通常の写生画では表せないナットへの思いを、コラージュの技法で表現した」と小西さん。絵の一部に和紙や、外国の新聞を転写した紙を貼って、画面から浮き上がって見えるよう表現した。

 これまでも足尾銅山跡の赤錆びた水タンクを描写して、昨年の市美術展で入賞し、ここ3年間、足尾銅山跡に通っている小西さんは「時間をかけて、工夫をした作品が評価されて大変うれしい。次の制作への意欲となる」と喜んでいる。 

 小西さんは兵庫県神戸市生まれ、50年間、同市の金属加工メーカーに勤めた元会社役員。35歳の時、草加市内の油絵教室に通ったが仕事で一時断念。2003年に当時の勤務地の佐賀市の絵画教室で水彩画に本格的に取り組んだ。16年には「水彩連盟展」で奨励賞を受賞した。

 同公募展の受賞者は次の通り(敬称略)。

 ▽越谷美術協会賞=羽鳥俊二「残されたかたち」(水彩)▽越谷市長賞=小嶋沢子「彩り)」(油彩)▽越谷市議会議長賞=金子久仁子「御岳渓谷の秋」(水彩)▽越谷市教育長賞=大塚君子「晩秋」(水彩)▽越谷市文化連盟奨励賞=高橋花子「高原の小道」(同)▽東武よみうり新聞社賞=小西功「壁に遊ぶ錆たち」(同)▽とうぶまいにち賞=小笠原脩子「あじさい」(同)▽クサカベ賞=高橋敏彦「ポンプ場」(油彩)、山崎正「親子バンド」(同)▽アーチストスペース賞=金子直子「はんなり」(日本画)▽アドフレーム賞=高橋良治「里山の家」(水彩)。