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高校生が「食育」出前授業・越谷総合技術高生が出羽小6年生に

2018.6.25(越谷市)
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 越谷市谷中町の県立越谷総合技術高校(市村洋子校長、生徒755人)の「食物調理科」の3年生11人が講師となった「食育の出前授業」が15日、同市立出羽小学校(西田知巳校長、児童786人)で6年生の3クラス115人を対象に行われた。

 高校生が課題研究の「食事や栄養について」専門的に学んだことを、小学生たちに分かりやすく伝えようという授業。高校生講師たちはまず、「バランスの良い食事」について、パネルを使い「五大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)」を詳しく説明。さらに、「三色食品群」を紹介した。

 また、朝食を食べないとどうなるか、どんなものを食べたらよいのかを解説し、「食事はバランスよく食べることが大切。これから体をつくる重要な時期。偏った食事にならないように気をつけて」と注意を促した。

 さらに、児童が実際に食べた朝食の献立を、高校生が作った「バランスシート」に記入して点数化してみせて、高校生たちは、児童一人ひとりに「おかずが足りない」「みそ汁などの汁物が必要」などとアドバイスした。

 最後に、化学調味料を使ったみそ汁と、昆布とかつお節の混合だしを使ったみそ汁を、それぞれ紙コップに入れて飲み比べた。児童らは、高校生が朝から手作りした混合出しのみそ汁に、「味が全然違う」と感心していた。

 宮脇清子さん(11)は「朝ごはんのバランスが取れていないことが分かった。これからはバランスのいい食事を心がけたい」と話し、高井達也君(11)は「みそ汁のだしの違いにびっくりした」と話した。

 講師となった同高の新井由香さん(17)は「6年生は来年、中学生になると部活が始まり、忙しくなるので朝ごはんをしっかり食べてほしい」と言い、山川希絵さん(17)は「みそ汁の味の違いをほぼ全員の児童が当てて、ほっとした。本物の味を知ってほしい」と笑顔で話した。
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